はじめに
私自身は35歳の時に学習をスタートし、今月でプログラミング歴が3年になり、今ではエンジニアとして飯を食っています。
youtubeなどでエンジニア転職関連の動画などを見ていると、「せいぜい20代後半までが限界だろう」などの発言をよく耳にしますが、私は正直、年齢はあまり関係ないと考えてます。
三年間の振り返りとして、私がそうであったように、三十路過ぎでエンジニアを目指している方々の指針の一つとして参考にして抱ければと思います。
プロエンジニアとは常に初心者である
今現在エンジニアを目指している方というのは、プロのエンジニアの定義をどう考えているだろうか。
なんでもかんでも熟知していて、あらゆる機能を映画の主人公の様にものすごい速度のタイピングで超速で仕上げてしまうような人の事を想像しているのなら、それは大きな間違いです。
実際の所、今現在の私自身も日々アサインされるタスクについて、毎回知識的にすぐ解決策が浮かぶことばかりではありませんし、これはプロのエンジニアの殆どがそうです。
今現在プロのエンジニアを目指しているあなたと、その点においてなにも大差はありません。
では、プロとアマを隔てる壁とはなんでしょうか。
それは、結果的に完成させるかそうでないか違いだけです。
あなたに必要な事は卓越した技術を身につけることではなく、今着手しているポートフォリオなりをわかり得る知識を振り絞って完成させる事です。
だれもあなたに興味はない
三十路を過ぎてエンジニアになることを尻込みしてしまうのは紛れもなくあなた自身の心です。
実際のところ、人はそれほど他人に興味がない。
確かに、最初の入口では年齢がハンデキャップになることは紛れもない事実です。
ですが、それをクリアしていざ現場に入ると、誰も私の経験年数が2年や3年だなんて事は興味がなくて、アサインしたタスクを完了させるかどうかにしか興味はありません。
あなたがおっさんであることや、経験年数の少ない初心者だということに誰も関心など無いのです。
だから、人の評価など気にせずにがむしゃらに完成させることだけに集中すれば良いのです。
社会が興味があるのは、あなたのアウトプットであってあなた自身では無い。
とはいえ三十路の狭き門を切り開くにはどうすればよいか
特に日本の場合は、新しいことを始める事にとって若さがアドバンテージなことは紛れもない事実だとは思います。
しかし、今更そんな事を嘆いた所で何になりますか?
とにかく、あらゆる手を駆使して目立ってください。
必要技術を誰よりもスピーディーにキャッチアップし、思いつく限りの実装を行い、SNSでもなんでも良いので公開してください。
そんなあなたの異常な努力を見てくれる人は必ずいます。
あなたにはもう若さという初々しい可愛げはありません。
だどしたら、変態的な努力で目立ってください。
それをしたなら就職口の一つや二つは必ず見つかります。
まとめ
努力しろ、目立て、と「ただの根性論じゃないか・・・」と思われるかもしれませんが、これは年齢関係なく、初心者のエンジニアが業界に売れるものなんて初めのうちは根性位しかありません。
そして、プロになってからも諦めずに何かを完成させるという決意はやっぱりなにくそ根性を伴います。
誰でも意味不明で難解な新しい知識と対峙したとき、羅針盤を持たずに大森林で遭難したような恐怖に襲われます。
ですが、それぞれの要素を分解していくと、目的達成のためにはその大森林の隅から隅まで知る必要ない事に気が付きます。
しかし、そうした気付きも必ず攻略するんだという強いメンタリティーを持っていることが大前提なのです。